小中高生症例

股関節の痛み

【臨床的特】

 小学3年生男性が股関節の痛みを訴えている。部活動でサッカーをしていると段々と痛みが強くなる。痛みで部活動を休まなければならないこともあった。

【介入と結果】

 股関節への整形外科的検査は陽性であった。仙腸関節に機能障害が確認できた。施術は仙腸関節に対して行われた。翌日からは痛みは和らぎ消失していった。その後も再発はしていない。

【考察】

 筋骨格が未発達な学童は、関節に無理のかかる不自然な態勢で運動をすることがあります。 痛いときはしっかりと休息することも大切です。

 脊柱表層の筋肉は抗重力筋といって、その名の通り重力に抗い身体を直立に保つ筋肉です。理想的な脊柱アライメントで重力に曝されること、すなわち立つこと、座ること、日常生活を正しい姿勢で過ごすことは、それだけでバランスの良い筋肉が発達していきます。とくに成長期の学童ではとても大切なことです。



部活動での腰痛、大腿痛

【臨床的特徴】

 中学2年生女性が腰から殿部、大腿の痛みを訴えている。痛みは2週間前から始まった。治療院でマッサージや電気を当ててもらっているが痛みはいっこうに治まらない。部活動を毎日している。練習は大変きつい。

【介入と結果】

 殿部と大腿の筋肉の過緊張が顕著である。腰椎と仙腸関節には機能障害が見つかった。 施術は腰椎と仙腸関節に対して行われた。施術後、痛みは和らぎ翌日には消失した。

【考察】

 安静時の異常な筋肉の過緊張からも分かるように、筋肉の使い過ぎで引き起こされた症状です。しばらく体を休めていれば、筋肉の過緊張は自然と無くなるはずですが、部活動をしている学生は、なかなかそうもいかないようです。
 腰椎や仙腸関節の機能障害(ズレ)は神経伝達を障害し、筋肉の過緊張を長引かせる要因になります。部活動をしている学生さんにもカイロプラクティックのケアは助けになることがあります。