繰り返す子供の中耳炎

 カイロプラクティックのケアは繰り返す子供の中耳炎の助けになることがあります。

 中耳は外界の音を伝えるための耳小骨が収まっている空間です。 外界からの音をクリアに伝えるには、中耳が外気と同じ気圧であることが必要なのですが、中耳と鼻咽頭(鼻の奥)とを繋いでいる耳管は、中耳への空気の取り込みを調節して中耳と外界の気圧を等しく保っています。
このように中耳は喉とつながっていますから、カゼなどの上気道の感染症をきっかけに中耳炎は起こることがあります。

 子供の耳管は大人よりも短く、その角度も水平に近いため、バクテリアやウィルスが侵入しやすく、また排泄され難いことが子供の中耳炎の要因の一つにあげられています。排泄されず中耳に停留したバクテリアやウィルスは炎症を引き起こします。

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 カイロプラクティックのケアの目的は耳管の排泄機能を促すことにあります。中耳炎に対するカイロプラクティックのケアは、主に頚椎に注目します。
 耳管は神経‐筋肉により調節されていることからも、神経の流れを妨げている頚椎のわずかな”ズレ”が耳管の機能に全く影響しないとは考え難いことだからです(この神経の流れを乱している椎骨のズレをカイロプラクティックではサブラクセーション と呼んでいます)。
 また、耳管の排泄機能には頚部リンパの流れも関係しており、頚椎周囲の過度の筋緊張がリンパの流れを妨げることも考えられています。

 子供に対するカイロプラクティックのケアは、優しいものです。
耳鼻科に通ってもなかなか改善しない子供の中耳炎に、副作用のないカイロプラクティックのケアは、代替医療の一つとして選択することができます。