頚の痛み

背中が丸いと、頚の関節が詰まってしまいます

 「重たい荷物を持つ腕を支える」、「精神的な緊張で肩に力が入る」、「風邪をひいて咳が止まらない」、「スマホのし過ぎ」等々、胸背部はさまざまなストレスを受けやすい部分でもあります。
 胸背部が固くこわばると、頚椎は無理な代償運動を強いられるようになります。 長期的にかかる頚椎への偏った力学的ストレスは、頚椎分節の機能障害にはじまり、やがては椎間板や椎間関節の退行変性を招き、手指に向かう神経を圧迫することがあります。頚の付け根の下部頚椎は変形性関節症を起こしやすい部分です。


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背骨全体が連動して動くことが大切です

 頚を動かしたとき、胸椎も連動して動くことが理想的です。これは中枢で統合される無理のない運動連鎖であり意識的に胸を張る動きとは違います。その土台である腰椎骨盤の動きにも同様のことが言えます。
 頚椎に障害のある人は、その下の分節である胸椎に問題があることが多いと思います。胸椎の柔軟性を保ち、脊柱の正しい力学的状態を理解することは、頚椎の症状の改善だけでなく、その先に起こり得る退行変性(変形性関節症)の予防にもつながるはずです。



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日々繰り返される悪い姿勢は、長い時間をかけてケガをするのと同じことです。
人の頭は4~5キロほどの重さがありますが、スマートフォンを操作するうつむいた姿勢は背骨にかかるストレスを大きくします。角度が大きいほど背骨にかかる負担も大きくなります。