膝の痛み/膝の障害

膝の障害は腰椎骨盤も一緒にケア

 日常生活での膝関節の運動は、腰椎/骨盤、股関節、足関節など隣接する関節と連動して起こります。O脚やX脚など、膝のアライメントに直接関わる筋肉のほとんどは骨盤から起こっています。下半身は一つの運動単位として見ることができます。交通事故やスポーツなどで突発的に膝に大きな外力が加わる場合を除けば、膝関節だけに原因があって膝の障害が起こるということはあまり考えられません。
 中高年に多く発症する変形性の膝関節症も、その年齢になったとたん膝が変形するのではなく、長期にわたる膝関節への不均衡な力学的ストレスの結果と言えます。

 膝関節は、骨盤の歪みや足底アーチなどの影響を受けやすい部位です。膝関節の障害には腰椎、仙腸関節、または足関節の機能障害が伴うことが多いです。 骨盤帯を中心に、足関節の機能障害も調整します。たとえ膝の関節が変形していたとしても、脊柱骨盤を調整して、膝関節の異常な力学的ストレスを少なくすることは、痛みの緩和、またはそれ以上の変性変化(変形)の進行を少なくすることができると考えています。


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