カイロプラクティックとは

~ カイロプラクティックはからだの元気を回復することを目的とした手技療法です ~

  私たちは、痛みなどの症状に悩まされたとき、病院を訪れ、痛み止めなどのお薬を貰うことがあります。そして、そのお薬が効いて痛みという症状が無くなれば、気分も晴々として元気になったと感じることがあります。「症状が無くなったから、元気になった」、この場合はそういう言い方ができると思います。

  それに対してカイロプラクティックでは症状を取り除こうとするのではなく、からだの元気を回復させる目的で施術を行います。からだの元気が回復するということは、からだが本来備えている身体が元々の健全な状態に戻ろうとする能力が正常に働くということであり、痛みなどの症状は、その結果として自然と無くなっていくと考えているからです。よって、この場合は「元気になったから症状が無くなった」という言い方ができると思います。

  からだを巡る元気は少なすぎても多すぎてもいけません。理想的な健全な状態は、程よくブレンドされた元気の流れが身体を巡るときにもたらされます。

 カイロプラクティックでは、「元気の流れ」は「神経の流れ」から生ずると考えています。 そして、施術手段として手技による背骨の調整を行うのですが、これは、神経のバランスを整えるために、神経の流れを乱している背骨の部分に対して行われます。

 なぜ、神経のバランスを整えることを目的にしているのかというと、からだが元々の健全な状態に戻っていく能力は神経の流れが正常なときに十分に発揮されると考えているからです(ここでいう「健全な状態に戻っていく能力」とは、恒常性や自然治癒力と同じ意味です)。

  症状に焦点をあてるのではなく、神経の流れを乱している背骨 の部分を調整し、そしてそれを管理していくことにカイロプラクティックの独自性があります。

≫「サブラクセーションとは」もお読みください。

~ カイロプラクティックの生命の捉えかた ~

  ここまで読んでいただいて薄々気付いていると思いますが、カイロプラクティックでは病気や痛み、その他さまざまな症状の多くは身体の内側の問題と捉えるやり方をします。 「痛くなったら痛み止め」、「熱があったら解熱剤」といった私たちが慣れ親しんでいる西洋医学のやり方は、どちらかというと原因を身体の外側に捉えるやり方と言えます。

 

例えるなら、生活習慣病はそれが外からやって来て生活習慣病になるのではありません。火傷や切り傷などの外傷はともかくとして、私たちが悩まされる慢性的な痛みも外からやって来るのではありません。 病気や痛みはモノではなく状態なのです。

  ですからそれは、”あなたの”生活習慣病、”あなたの”腰痛、”あなたの”頭痛、”あなたの”…という言い方ができるのです。 自分で望んではいないのに、”あなたの”なんて言われ方をされたら嫌な気分になりますよね。でも安心してください。

身体の内側の出来事だからこそ人は癒えて行くことができるのです。
何か症状が起こる前に原因を修正することができるのです。
だからカイロプラクティックは効くのです。

 健康をただ単に症状の有る無しで測ろうとするのではなく、より良い健全な心身の状態を自らが設定して目指して行くことができるのです。
 それは病院で知らされる検査値では表すことのできない、”あなたの”健康と言えます。

  症状に焦点を当てるのではなく、個人の生命に注目することもカイロプラクティックの特徴の一つです。皆様の症状が改善するだけでなく、より良い心身の状態に向うための指針に寄与できたらと思います。 ちなみに、左の欄にあるいくつかの症状は、来院のための目安として設けているに過ぎません。

◆◆嬉しい副次的効果も期待できます

  カイロプラクティックにとって病気とは屈服させる敵ではなく、援助が必要な状態と捉えています。 症状を抑えこむのではなく、からだ本来のはたらき、すなわち自然治癒力を回復させるカイロプラクティックのケアには嬉しい副次的効果も期待できます。
 例えば、肩こりや腰痛など、ごくありふれた不快症状で通院されている方の中からは、「いつの間にか頭痛がなくなった」、「生理痛が軽くなった」、「ガングリオンが消えた」、「今年は花粉症がひどくならなかった」、「血圧が下がった」、「胃腸の調子がよくなった」、「排便や排尿がスムーズになった」、「歩いていてつまづくことがなくなった」、「怒りっぽくなくなった」などの声が聞かれることがあります。

  カイロプラクティックと聞くと、曲がった背骨を真っ直ぐにして腰痛や肩こりを解消することを専門とした治療術だと勘違いされる方もいますが、そうではありません。元々は神経系のバランスを回復させて体全体のはたらきを正常にする考えのもと行われるものなのです。ですから、体全体のはたらきが正常になれば、腰痛や肩こりに限らず、様々な症状が改善されることも不思議なことではないのです。

 たしかに近年では、筋骨格系の問題に業務が狭まった感はありますが、カイロプラクティックがアメリカで始まった頃は、難聴、または心臓病などの内臓疾患をみることの方が多かったようです。