顎関節

口が思うように開かない

【臨床的特】

 50代男性、口を十分に開くことができない。食事では箸で食べ物を口の中に押し込まなければならない。数年前にムチ打ちを経験してからそのようになってしまったのではないかと記憶している。顎関節に痛みがあるわけではない。

【介入と結果】

 最大開口時で指を縦に3本入れることができない。開口時、顎関節にクリック音は生じないが、最大開口位で後頭下に鈍い痛みを生じる。上部頸椎に機能障害(ズレ)が確認できた。施術は上部頸椎に対して行われた。施術の翌日からは十分に口を開くことができるようになり、食事も押し込まずに出来るようになった。

【考察】

 頸椎と顎関節は力学的に密接な関係にあります。この症例では、むち打ちのときに生じた頸椎捻挫がトラウマとなり、顎関節の機能に影響していたのではないかと考えます。

img_18